理事挨拶

「臨床実習開始前の共用試験」は,臨床実習を始める前に備えるべき必要最小限の態度・基本的理学療法、作業療法の技術、態度を客観的臨床能力試験(OSCE)で評価,知識をコンピューターを用いた客観試験(CBT)で評価します。これは、総合的に質の高い保健医療福祉を提供する」ための理学療法及び作業療法教育改善の原点に立ち返り,臨床実習の充実を目指して、理学療法及び作業療法を養成する学校が自主的に参加するものです。学習効果を共用試験によって評価し,社会に理学療法及び作業療法教育の質を保証することを目的として実施されます。共用試験の成績は各大学の成績とともに臨床実習開始前の進級判定等に用いられることができます。 共用試験の実施において,試験問題と成績を厳格に管理するため、共用試験機構を設立いたしました。このことにより,理学療法士及び作業療法士養成機関および社会一般及び国民の皆様におかれましても共用試験の意義をご理解いただき,共用試験の円滑な運用へのご協力と改善へのご指導をたまわりますようお願い申し上げます。

(平成26年4月より 作業療法を加えて、理学療法・作業療法共用試験機構に名称、業務の変更を行いました。)